小学生男子の母が、ジャポニカ学習帳をやっぱり買い続けよう!と思った話。

毎日、小学生の息子がお世話になってます。な、ジャポニカ学習帳

2年前に表紙から虫が消えた、と当時も結構話題になっていたように思うのですが、

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昨日〜今日と再び見かけることが多く、


Yahoo!ニュース - ジャポニカ学習帳から昆虫が消えた 教師ら「気持ち悪い」 40年続けたメーカーは苦渋の決断 (withnews)

なんだろう?と思ったら、このタイミングでの元ネタは、どうも24(月)に産経デジタル版の連載「開発ヒストリー」のようですね。


【開発ヒストリー】子供たちに愛され12億冊 「ジャポニカ学習帳」破れかぶれの昼メロCMが大当たり(1/3ページ) - 産経ニュース

女子向けのイラストを使ったシリーズが販売されていることは、この記事を読んで初めてしりました。この開発ヒストリーの最後は、こんな一文で締めくくられています。

少子化で市場環境は厳しく、足元の円安で原材料費の高騰にもさらされているが、ジャポニカ学習帳は今も高岡市の本社工場で作っている。最近は、子供時代に慣れ親しんだ大人が買い求めるケースもあるというブランドへの信頼を守るため、片岸社長は「今後も国産を維持したい」と誓う

 を読んで、だから一冊170円(うちの近所の書店価格です)と、ちとお高いんだなぁ、と納得。こういう記事を読むと、納得して、ジャポニカを買い続けることが出来るというものです。

高い商品には、その理由があるものだけど、原材料や開発・製作工程でどうしても!というこだわりがあるなら、それをきちんと伝えるべきで。

逆に、ただ高いだけ、に感じられないよう、説明したり表現する必要が、企業側には常にあるということなんですよね。

 

広報目線から、企業様にアドバイスをするとしたら。

メディアの方に、関心を持っていただけるよう、面白い開発ヒストリーをお持ちの企業様は、例え最近目立った新商品がなくても、自ら新聞社に「この連載をいつも読ませてもらっているのですが・・・」と、売り込みをしたっていいんですよ。

ただし、このコーナーに関しては、今までに取材を受けた企業様が一覧で閲覧できるので、並んだ企業様名をみて「ここが取り上げられているなら、可能性あるかな?」と思えるかどうか。

全くの見当違い・企画違いの連載枠に「取り上げて!」と自薦しても、相手にしていただけない事は確かです。

もし、福井県内の企業様で、「こういう仕事なんだけど、取材を受けたりする可能性があるか、一度話を聞いて欲しい」という経営者さんがいらしたら、一度お問合せくださいね。客観的に判断をさせていただく、その手助けは出来ますので。